10月はハロウィーン、11月にはサンクス・ギビングと、二つの国民的大イベントが続くアメリカでは12月に入ってやっとクリスマスの準備が始まるけど、そのどっちのイベントにもご縁がないイギリスでは、10月位から既にそこら中でクリスマスのPRが始まっちゃう。2ヶ月以上もクリスマスに注ぎ込む時間とエネルギーがこのイギリスにはあるという訳。
イギリスの伝統的なクリスマスのデザート、クリスマス・プディングは遅くても9月中に作って熟成させておくのが当然で、ローストする七面鳥も11月上旬までにはお肉屋さんに予約します。ああ大変。
我が家のクリスマス3日間の過ごし方は、
Day 1:まずクリスマス・イブはお家でシーフード中心のお食事。キャビアのカナッペ、エビとアボカドのカクテル、グリルド・サーモン、栗のムース等。そして明日は朝が早いので早めに就寝。
私の習わしはというと、行きしなに通り過ぎるストーン・ヘンジへ車窓越しに手を合わせて「今年はいいプレゼントがもらえますようにっ」と祈ること。この願いが叶った事は未だにないので、この石たちは帰路で私にガン付けられることになる。
クリスマス・ランチのメニューは、七面鳥のローストにクランベリー・ソースとグレイビー、ロースト・ポテト、芽キャベツとベーコンのソテーなど。デザートにはレッド・ベルベット・ケーキ、2ヶ月熟成した例のプディングにたっぷりのブランデー・ソース、数種類のチーズ、と続く。そして苦しいお腹を抱えながらやっとプレゼント交換。今年もストーン・ヘンジのご利益はない。
その後は、夜中までみんなでワインやシャンパンを飲みながらゲーム大会。私は大抵みんなが酔っぱらっているうちにこっそりベッドルームにドロンします。
そのランチの後でやっと解放!もとい、解散。クリスマスにしか会わない親戚のおじさまおばさまに「また1年後にね〜」と言ってお別れ。しかしこの1年という期間が妙に短いのよね、最近・・・。
とにかくwishin you all a very merry Christmas and a happy New Year!

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